時空警察をみて思うこと

正月に録画して見れていなかった時空警察をやっとみた。秀吉と島原の乱の関係は面白かったぞ。これはなかなかいいものだった。確かに3万7千人もの農民をすべて殺してしまうのにはやはりそれなりの理由が必要だよね。それに豊臣を関係させるというのはなかなかいい。法王庁が殉教と認めていないのも疑問点としてはいい着眼点。非常に面白かった。本当はどうなっているか知りたくなるな。
しかし、次のヒットラーはいけない。はっきりいって歴史を真実をみるという作りじゃなかった。不必要にヒットラーに対して怒りをぶつける刑事(鬱陶しい!)や意味も無く拉致され洗脳される刑事(その必要性が分からないし、なぜ突撃隊の制服を着させて国会議事堂に連れて行くのだ?)など訳が分から過ぎる。ヒットラーが悪いやつでそうなった原因を探るのならもう少し訳が分かる作りにして欲しいです。催眠術と国会議事堂放火の関連なんか全然説得力ないよ。ヒットラーはずっと催眠術にかかっていたとでも言いたいのか?ナチスが放火したのならもう少しちゃんと説明してくれないか?最低。過去何回かは楽しく見ていたのにこれは幻滅。Wikipediaドイツ国会議事堂放火事件でも見てこの事件を少しは理解しましょう。後はこの事件の影響とかも言えよ。この事件後、全権委任法により独裁者ヒットラーが誕生したとかさ。まあ、確かにこの事件によりヒットラーは独裁者になったとは言ってましたが。とにかく、説明が省かれすぎです。日本人は、ここら辺のことを知らないのだからもっと説明しようよ。とにかく、今回は真実を見るというより下手なSFを見た感じ。もう少し納得できるところを見せてくれないとだめ。結論、今回の時空警察ヒットラーはだめだめだった。